天風会香里賛助会 秋の講習会
明後日、10月30日(日曜)は天風会香里賛助会の講習会で、13時から15時まで2時間の公開講演会を開催します。
講師は東京の稲松信雄先生。その前講として小生が20分ほど話す事になっています。そこで、一様原稿を書いてみました。
何時もながらの手抜きですが、それを掲載して今週のブログとさせて頂きます。
今回の講習会案内では「貴方は、
幸せの方程式をご存知ですか」との呼びかけ案内にさせて頂きましたが、実は、天風会では、
「幸せの方程式」等と言う文句は使ってはおりません。ただ、私は強くそう感じており、
天風先生が考案なさった「心身統一法」は、まさしく、幸せになるための方程式だと考えるから、
そのものズバリの言葉を使わせて頂きました。
この世に生を受け、幸せを願わない人は誰一人居ないと思います。ところが学校では、国語、化学、物理、数学など難しい学問を学び、
社会人になっても色んな形で毎日が勉強です。ところが、この世に生を受けた皆がみな、幸せを願い、その為に勉強もし働きもするが、
意外とその肝心な、「幸せに成るための方法」
を教えている所は少ない様に思います。
ところが天風会では、その為の具体的な方法を体系だててお教えしています。それが心身統一法です。
今日を含め3回の講演会でその方法を具体的にお教えしようとするものです。
皆さん縁あって今日この道場にお見え頂きましたが、あえて、おめでとうと申し上げたいと思います。
と申しますのは、今日は誘われたから仕方なしに来たと云う方も居られるかと思いますが、
今日この場に居られることが「縁」
でございます。きっと来るべくして来たのだと思います。嫌々であろうがなんであろうが、今日を機会にこの天風会、心身統一法に
「縁」を持たれる事は、きっと人生の大きな転機に成るものと確信するからで有ります。
今日は、財団法人天風会から講師の稲松信雄先生をお迎えしての公開講演ですが、今日を初回として、後2回講習会を実施し、
天風先生の考案なさった心身統一法を勉強する事となりますが、この講習会は基本中の基本です。この講習会で入り口のところを学び、そして、
その教えを自分の物とし、日々の生活の中にこの教えを組み込んで、実践して頂きたく思っております。
口幅ったい言い方ですが、
皆さん今日のこの機会に縁を持ちました事に大いに感謝してください。こういう縁が結べた自分と自分のおかれた環境に感謝して欲しいと思うのです。そう、
感謝することから喜びが生まれ、楽しく積極的な人生が送れるようになるからです。
天風先生のお言葉の中にも、喜びがあるから感謝するのではなく、「感謝する事によって喜びがうまれる」
というのがあります。
「一息ごとに感謝」と言われますが、中々そこまでの域には達しませんが、先ずは感謝から喜びが生まれ、その帰結として、幸せが向こうからやってくると云う事を、
先ずは心に命じましょう。
天風会という名前、心身統一法と云う言葉を今日初めて耳になさる方もおられると思いますので、ザッとお話しますが、
天風会は、大正8年に考案者あられる中村天風先生が東京上野の精養軒の前で、大衆に向かって辻説法を始めたのが、その起こりとされ、元々は、
「統一哲医科学会」と称しておりました。その名称は読んで字の如くで、人間の存在を哲学的、医学的に、科学的に研究し、
心と体を統一して使うと云うところから付けられた名称と思われますが、その後、天風会と称する様になりました。
今の財団法人天風会は昭和37年に当時の厚生省よりその公益性を認められ、
財団法人として活動している会です。
昔から天風会は宗教か哲学か、等という論議がなされていますが、
一言で言えば国が認めた公益法人です。宗教か哲学かと云うのは、個々人の宗教観、
哲学観によって異なってきます。真理の追究が哲学であり、それを具現化したものが宗教とすれば、天風会は宗教であり哲学である訳ですが、
一つ言える事は、偶像物崇拝や特定の人を神、仏とあがめるような新興宗教の類ではありません。この事はハッキリとしております。
天風会の教義は、天風哲学と心身統一法の2本立てで、表裏一体となっていますが、この講習会では主に心身統一法を具体的に勉強する事としています。
この方法は、人間に本来備わっている
「いのちの力」を充実させ、心と身体の真の健康を確立する方法で、
この教えの特徴は、心と身体の関係を理論的に科学的にとらえ、人としての命の力を如何に生かしていくかを考察し、
健康で幸せな人生を送るための具体的方法を教えて下さっています。しかも、山に籠もったり合宿をしたりと云う特別の事をするのではなく、
日常生活の中で日々出来るように作られているものです。
宗教でも哲学でも、人と云う存在を、悲観的にマイナスの方面からからみて、その為に如何にすべきか的な考え方から入っていますが、
天風哲学は何所までも明るく、積極的です、肯定から入っています。
人間と云う存在は、如何に力があって如何に優れているか・・。如何に愛し愛されるべき存在か・・。所謂、人間賛美、人間賛歌の思想であり、
人間は万物の霊長としてこの世に生を受けており、雑念妄念を払拭することにより、元々持っている潜勢力、
命の力を発揮することができると云うものであります。
その為の方法を体系化し系統的に教えているのが心身統一法であり、その心身統一法の基本を教えているのが、今日の講習会です。
講習会は公開講演、観念要素の更改、積極観念の集中法、神経反射の調節法、精神使用法となっており、今日はその初日となっております。
私が天風会に関係するようになったのは、平成4年にこの香里の天風会で行われていた一日行修会に参加したのが始まりです。
天風先生の教えに接したのは平成2年頃で、
合理化協会から発行されていた「成功の実現」と「盛大なる人生」を読み、凄い教えだな・・、
こんな教えを実行している人が本当にいるのかな・・、そんな人っていったいどんな人だろう・・等と興味を持っておりましたが、
まさか自分の住んでいる香里に、その教えの集まりがあるとは知りませんでした。
ところがある時友人から香里の一日行修会の案内はがきを見せられ、早速参加した訳です。ただ、本を読んで感じていたのは、
凄い教えとは思いながら、積極と云う言葉も、一般的に使われている相対的な積極と捉えて居り、寧ろ、天風会の人は俺が俺が的な、
不遜な位の人が多いのでは無いか?くらいに考えていました。ところが、最初の印象は、あにはからんや、で全く違ったものでした。
寧ろ控えめで人のよさそうなおばちゃんやおじさんが殆どで、特に難しい事も言わないし、平々凡々とした感じでした。もしかしたら、
この会は本間物かもと思った訳です。それから、日曜行修と云う集まりがあり、毎日曜日行っている事を知り、
何となく以後19年間、
通い続ける事になりました。
この会に関係して、自分がどの様に変わったのか、自分では良く判りません。ただ、人に聞かれると、スッと口に出るのが、
「生きるのが楽になった事かな・・」と云うことです。
毎朝、怒らず・恐れず・悲しまず、正直・親切・愉快にと誓いの言葉を口にし、
自己暗示から一通りの運動を行い、歩くときは歩きながらの呼吸法をし、
キチッとクンバハカも入れておりますが、それでも腹が立つときは腹が立つし、
落ち込む時は落ち込みます。でも、気分転換は早くなりましたし、取りこし苦労的な事はまずしなくなりました。
友達や周囲の人から、「まっちゃん何時も元気やな・・、何時も楽しそうやな・・」と云われる事が多くなりました。自分でも多分そうだろうな・
・と思います。私は31歳の時に起業し、
以来33年間、
零細ではありますが会社経営をしており、それなりのプレッシャーはあります。
特にこの4年程はリーマンショックの煽りもあり、
数字的には可也厳しく感じていますが、天風教義のおかげで落ち込む事はなく、
常に前を向いて進むことができるようになっています。
健康面でも、歳相応に数値的には色々ありますが、それだから今の健康が確保されていると、
一般の人が考えるのと全く逆の発想が自然とできるようになって来ました。そして、その様に考えられる事が楽しくて、
自分自身を褒めることができる様になりました。
多分、天風教義に縁が無かったら、少なくとも今の生きかたは出来ていないと思います。もしかしたらがむしゃらに働いて、
会社ももっともっと大きくしていたかも知れませんが、少なくとも今の幸せ感は味わえていないと確信できます。そう云う意味では、
天風教義に感謝、感謝です。
こんな話しをしていると切が有りませんので、ここらで前講としてのつたない話しは終わらせて頂きますが、
これからの稲松先生の話をじっくりお聞きいただき、そして、
再来週とその次の週の日曜日に開かれる講習会に是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。
The day after tomorrow, October 30 (Sunday), a two-hour public lecture will be held from 1:00 p.m. to 3:00 p.m. at the seminar of the Tenpukai-Kori Support Group.
The lecturer was Mr. Nobuo Inamatsu from Tokyo. As a prelude to this, I’m going to speak for about 20 minutes. Therefore, I wrote a one-size-fits-all manuscript.
This is the blog of the week and I’m going to post it.
In this seminar guide, you can read
In fact, at Tenpukai, we have been asked, “Do you know the equation for happiness?
I don’t use phrases like “happiness equation” or anything like that. It’s just that I feel so strongly about it.
Because I believe that the ‘Unification of Mind and Body Method’ devised by Professor Tenpou is exactly the formula for happiness.
I used the exact words.
I don’t think there is anyone in this world who doesn’t want to be born and want to be happy. In school, however, we learn difficult subjects such as Japanese language, chemistry, physics, and mathematics, and
Even when you become a member of society, you have to study every day in many ways. However, everyone who has been born into the world wishes for happiness, studying and working for it, but
Surprisingly, that’s the whole point: how to be happy.
I don’t think there are many places that teach “I don’t know”.
At Tenpukai, however, we have systematically taught specific methods for this purpose. That is the method of mind-body unification.
I’m going to try to show you specifically how to do that in three lectures, including today.
I would like to express my congratulations to all of you who are here today at the Dojo.
I think there are some people who say that they came here today because they were invited to do so.
It’s a blessing to be here today.
It is. I’m sure it had to come for a reason. Reluctantly or not, today is a good opportunity for this Heavenly Father’s Day, the Unification of Mind and Body Act.
It is because I am convinced that having a “chance” will be a big turning point in your life.
Today, we have a public lecture by Mr. Nobuo Inamatsu, a lecturer from the Tenpukai Foundation, and we will hold two more lectures, starting with today.
You will study the mind-body unification method devised by Master Tenpou, and this seminar is the basics of the basics. In this workshop, you will learn the entrance, and
I hope that you will take this teaching for yourself, incorporate it into your daily life, and put it into practice.
I don’t mean to sound so tight-lipped.
A big thank you to all of you for taking this opportunity today. I want you to be grateful to yourself and your environment for bringing this connection together. Yes.
This is because joy comes from being grateful, and it allows you to live a fun and positive life.
In the words of Dr. Amakaze, it is not that we should be grateful because there is joy, but “joy is created by being grateful.
There is a
They say, “Thank you with every breath,” but it doesn’t really go that far, but it’s important to remember that joy comes from gratitude, and as a result, happiness comes from beyond.
First, let’s command our hearts.
Some of you may have heard the name “Tenpukai” or “Unification of Mind and Body” for the first time today, so let me give you a brief description.
The Tenpukai is said to have originated in 1919 when the inventor, Professor Nakamura Tenpou, began preaching to the masses in front of Seiyoken in Ueno, Tokyo.
It was called the “Unification Philosophy Medical Society. The name is literal: a philosophical, medical, and scientific study of human existence.
The name is thought to have come from the idea of unifying the mind and body, but later the name was changed to Tenpukai.
The current Tenpukai Foundation was recognized by the then Ministry of Health and Welfare as a public benefit in 1962.
It is an association that works as a foundation.
There has long been a debate about whether the Tenpukai is a religion or a philosophy.
In a word, it is a public interest corporation recognized by the government. Whether religion or philosophy is a religion or a philosophy is a matter of individual religious views and
It depends on your view of philosophy. If the pursuit of the truth is a philosophy and the embodiment of it is a religion, then the Tenpukai is both a religion and a philosophy.
For one thing, it’s not idolatry or some new religion that glorifies a particular person as a god or a Buddha. We are very clear about this.
The tenets of the Tenpukai are inextricably linked, namely, the Tenpatic Philosophy and the Unification of Mind and Body Method.
This method is something that is inherent in humans.
In a way that enriches the “power of life” and establishes true health of mind and body.
The characteristic of this teaching is that it takes a theoretical and scientific view of the relationship between the mind and the body and considers how to make use of the power of life as a human being.
He teaches us specific ways to live a healthy and happy life. And it’s not like we’re holed up in the mountains or going to a camp or anything like that.
It’s something we are made to do every day in our daily lives.
In both religion and philosophy, people are viewed pessimistically from the negative side, and the idea of how they should be able to achieve this is the starting point.
The Heavenly Wind philosophy is everywhere bright and positive, entering from affirmation.
How powerful and how excellent the human being is… How we should love and be loved… It is the idea of human praise and human praise, so to speak.
We are born into this world as the chief of all things.
The power of life can be exercised.
Today’s seminar teaches the basics of the Unification of Mind and Body Method in a systematic way.
Today is the first day of a series of public lectures, revision of the contemplative elements, concentration of positive contemplation, regulation of the neural reflexes, and mental usage.
My involvement with the Tenpukai began in 1992 when I participated in a one-day seminar held at the Tenpukai in Kari.
It was around 1990 that I came into contact with the teachings of Prof. Tenpou.
I read “Achieving Success” and “The Great Life” published by the Rationalization Society and it’s a great teaching…
I wondered if there was really a person who practiced this kind of teaching…and what kind of person is that?
I didn’t know that there was a collection of these teachings in Kori, where I live.
One day, however, a friend of mine showed me a postcard of a one-day workshop in Kari, and I immediately attended. The only thing I was feeling when I read the book was
I think it’s a great teaching, but I think the word “positivity” is also commonly used as a relative positivity, and the people in the Tenpukai are more like, “I am what I am.
Aren’t there a lot of people who are arrogant enough? I had been thinking about it for a while. My first impression, however, was completely different.
Most of the aunties and uncles were rather reserved and personable, and they didn’t say anything particularly difficult and seemed to be plain and ordinary. What if…
That’s why I thought that this meeting might be a homemade one. After that, I found out that there was a meeting called “Sunday Goshu” that was held every Sunday.
Vaguely, for the next 19 years.
I decided to keep coming back.
I don’t know how I’ve changed in relation to this group. However, when people ask me about it, the only thing that comes out of my mouth
It’s just that it’s easier to live…
Every morning, I utter the words of the vow to be honest, kind, and joyful, without anger, without fear, without sadness, and
Do one exercise from self suggestion, do breathing exercises while walking, and
I’ve included Kitchi and Kumbahaka, but I still get angry when I get angry.
When I get depressed, I get depressed. But the mood swings are quicker, and I don’t do things that are too much of a hardship.
I have been told by my friends and people around me that I’m always in good spirits and that I’m always having fun. I’m sure I do, too.
I think. I started my own business when I was 31 years old.
In the 33 years since.
Although it is a small company, I am running a company, so I am under a certain amount of pressure.
Particularly in the last four years or so, fueled by the Lehman shock, the
Numbers-wise, I’m feeling pretty harsh, but thanks to the Heavenly Wind Doctrine, I’m not depressed.
It allows me to always look forward.
In terms of health, there are various numerical values that are appropriate to the age of the person, but I believe that this is the reason why our current health is secured.
I’ve come to be able to come up with ideas that are completely opposite to what most people think. And it’s fun to be able to think like that.
I am now able to praise myself.
Probably, if I wasn’t related to the Heavenly Wind Doctrine, at least I wouldn’t be able to live the way I do now. Maybe you’ll work hard.
The company could have been a lot bigger, but at least I can say with certainty that I’m not feeling as happy as I do now. In that sense.
I am grateful and thankful for the Heavenly Wind Doctrine.
I’ll end my preamble here, but I’m not going to talk about this.
I hope you will listen carefully to Dr. Inamatsu’s future talk, and I hope you will be able to
We hope you will join us next week and the Sunday after that.