採用活動における書類選考は重要です
オフィスのミカタというサイトで【書類選考における求職者と企業のギャップ調査】のアンケート結果の記事を見つけました。
求職者の4割が5時間以上かけて選考のための書類を書いているにも関わらず、企業の6割は書類選考にかける時間は5分未満だとか…
これは非常にもったいないことです。
人を雇う際に選考を行う理由は?
企業側からすれば、「その人物が自社の求めている人物であるかどうかを見極めること」が最重要ポイントであるはずです。1通の書類と2,3度の面接で自社の求める人材かどうかを見極めることはそう簡単なことではありません。
ぜひまずは届いた書類を隅々まで読み、その上でそれら一つ一つについて疑問に思ったこと、聞いてみたいこと、矛盾点などを書き出し、面接に望んでみてください。そうすることで、思いがけず本人の書類にウソがあったことが発覚することも有るでしょうし、記述どおりの実績を残していたと思える自信に溢れた回答を得られることもあるでしょう。
企業サービスで調査を行うと、だいたい10人の履歴書をみたら、3人は嘘が書かれていたり、オーバートークだったり、全くのデタラメだったり…ということが発覚しています。
履歴書に書かれていることが全て正しいとは限らないことはもちろんですが、だから見たってムダ…と蔑ろにして良いというわけでは絶対にありません。むしろ履歴書、職務経歴書に書いてある職歴、職務内容について書いてある通りなのか、本人の退職理由は自己都合なのかなど内容一つ一つの確認作業を丁寧に行うことで、仕事ぶりだけではなく本人の人間性なども感じ取ることができるでしょう。「ミスマッチによる離職が多い」「短期で退職するものが多い」といったことでお困りの企業の皆様、ぜひまずは書類を隅々まで読むことから始めてみてください!