オンライン就活元年
2021年卒の就職選考解禁日から2週間あまり。このコロナ禍でも内定率は、はや、56.9%だという(リクルートキャリア・就職みらい研究所調べ)
しかし、例年のように会社説明会、OB・OG訪問、インターンなどの会社研究の機会が激減。手探り状態での就活だったため、「内定が出た事自体には満足している。だがこの会社で良かったのか‥」というモヤモヤとした気持ちが残っている学生もいるようである。
採用側も学生も不慣れで前提のない状態で望んだオンライン就活。このままでは就職後の「こんなはずじゃなかった…」「思っていたのと違う…」といったミスマッチの状態になってしまうことも多いでしょう。
また、来年の4月までまだ10ヶ月もあり、今現在、採用活動自体を停止している会社も多く、そちらが稼働しだすタイミングで再び就活を始めたり、今後、会社訪問できる機会を得、それにより今ある内定を辞退する学生も少なくないでしょう。
内定者を確保できた企業では、今後の内定者フォローも例年以上に必要になってくるでしょうし、内定辞退を見越して採用活動を続ける企業も多いでしょう。想定外の状態の今年の就活。採用側も学生も手探りの状態であり、長期化は避けられないようですね。