人手不足倒産、過去最多
東京商工リサーチの調べで2019年1~11月の人手不足を原因とした倒産の件数は前年同期と比べ3%増の374件。19年通年でみると426件にのぼり、調査を始めた13年以降で最多になったことが明らかになった。売り手市場による人手不足、最低賃金の引き上げ等様々な方面から見ても中小企業の継続は厳しい状況が続いているが、最大の理由は「後継者問題」で、人手不足倒産の6割超を占める。今後さらに増加するであろう「後継者問題」、最近では大学で「後継者育成」を支援しているところも多いようである。今後このような取り組みが増え、若いうちから「継ぐ」ことを意識できる環境が増えていくことも「後継者問題」解決の大切な緒になってくるであろう。