「孫レンタル」米で活況ー日本経済新聞より
日本経済新聞でおもしろい記事を見つけました。
一人暮らしの高齢者へ「孫」(実際には地元の大学生)を派遣し、家事の手伝いやソーシャルメディアの使い方、病院の送り迎え、ゲームの相手など、高齢者が望むことをするというサービスである。
日本でも、実際の介護支援制度内での介護では決まりが多く、やってほしいことをしてもらえないこともあり、もしこのようなサービスが日本にも出来たら、そういった「痒いところに手が届く」サービスとして重宝されることでしょう。
ただ、やはり家に人を招き入れるということは不安も多い。
しかしこの企業では事前に面接と厳密なバックグラウンドチェックを行っている。選考通過率はなんと4%とのこと。それほどの審査を受けた上でサービスを提供しているという安心がある。
一方、日本ではどうでしょうか。
訪問看護、訪問介護、ベビーシッター、家庭教師など、自宅へ人を招き入れ、対人サービスを行う仕事をする人物に対してバックグラウンドチェックをしている企業がどれほどあるでしょうか。これらの職業だけではありませんが、雇う人物の履歴書や面接内容に虚偽がないか、信頼に値する人物なのかを調べることは、企業として、そして社会に対しての当然の責任ではないでしょうか。