どうなる?就活②
経団連の中西宏明会長は9日、経団連が主導して就職活動の時期を決める「就活ルール」を廃止すると正式に発表した。
今後は政府なども関与する会議で議論していくらしいが、いったいどうなるのでしょう?
そもそも、あまり社会の実態を知らずして実社会に出て、「やりたいことと違った」などと言って離職していくことをよしとしてしまっている現状が、おかしいのでしょう。
海外ではインターンがもっと盛んであり、学生のうちから社会に接する機会が多い。日本でも大学3回生を中心にインターンなどを通して社会に目を向けるという取り組みは進んでいるものの、あくまで「就活のためのもの」という状態である。
大学全入時代、学力低下が叫ばれる中、就活ルール撤廃は、学生自身に自らのキャリアを考えて社会に出てもらうと言う意味ではとても良い機会といえるのだと思います。
ただ、現実問題、中小企業の採用担当はそうも言っていられない。
今後どうしたものか。新卒採用…なかなか悩みはつきなさそうである。