小休止
もう業者に頼みましょうよ〜ではなく、
無理ですよ・・・ではなく、
何とかする!!という人。
これが世界で一番カッコいいと最近我が社ではもっぱらの評判だ。
何の話かというと、エレベーターの隙間に時計を落とした弊社の女性社員(50代)と、それを這いつくばって針金ハンガーを改造して救い出した弊社課長(40代)の話である。
ちなみになぜわざわざ性別と年齢を書いたかというと、階級でもパワハラでも色恋でもないですよ、ということを言いたいがためである。
「だから皆、課長について行こうと思うんだよ。じゃなかったら、○○なんてもう会社辞めてるよ〜。」
辛口のお姉様からの評価である。
深く納得してしまった。
大型案件の成功でもなく、プレゼンのスマートさでもマーケティングや分析力でもなく、エレベーターの隙間の落とし物を帰社時間過ぎた夜に這いつくばって取る人だから信頼出来るのだ。
後輩から好かれないと悩み、人がついてこないと悶々とし、マネジメント力講座を聞き、交流会へ積極的に参加し、MBAの取得を考えた日々よ。見事に粉々に砕け散ってむしろ気分がいいほどである。