バックグラウンドチェックとリファレンスチェックの違い
お問い合わせを頂くときに、「リファレンスチェックをしたいのですが‥」と言われ、よくお話を聞いてみるとバックグラウンドチェック(採用調査)のことだったり、「採用調査の導入を検討しています‥」と言われ、お打ち合わせをしているとリファレンスチェックのことだったり‥ということがよくあります。
リファレンスチェックとバックグラウンドチェック(採用調査)は似ているのですが大きな違いがあります。そのご説明をしたいと思います。
バックグラウンドチェック(採用調査)とは、履歴書と職務経歴書、面接時の発言などを基に求職者の申告内容の整合性の調査を行い、自社に相応しい人材か否かの判断材料とする調査のことを言います。
リファレンスチェックとは、応募者が自ら取材先(会社の上司、同僚など)を指定し、予め定められた項目に順じ調査を実施します。外資系企業を中心にリファレンスチェックが日本でも浸透しつつあります。
バックグラウンドチェック(採用調査)とリファレンスチェック、この2つには一長一短があります。バックグラウンドチェックは求職者と取材先、双方への忖度なしに本当の意味での第三者の意見を聞くことが出来ます。しかし、個人情報保護の観点から取材しようにも門前払いで終わってしまう企業もあります。ただそこは業歴41年の歴史ある企業サービスの力の見せ所です。様々な手法を用いて調査をいたします。
リファレンスチェックは応募者が指定した取材先に同意を得て連絡を取ります。普段は門前払いの企業であってもリファレンスチェックであれば応募者の細かい情報も聞くことが出来ます。ただ、自ら選んだ取材先=関係が良好だった人を選びます。また、応募者が取材先人物に事前連絡するため、言われたくない情報を口外しないよう根回しすることもあるでしょう。いわば、出来レースということです。
調査というものは100%を求めるものではありません。シロクロつけるものではなく、あくまでリスクマネジメント。どちらを選択したほうが良いかは企業としての考え方、応募者の職歴など、ケース・バイ・ケースです。自社に合うのはどちらか?今回はどうしたらよいか、そんな細かいご相談ももちろんお受けいたします。ぜひ企業サービスの精度の高くきめ細やかなサービスをご利用ください。